今日はイースター礼拝です。イエス様が復活されたことを喜び祝います。イエス様の復活は、イエス様が復活された、ということだけではなく、私たちも復活することのしるしです。天授ヶ岡教会では、天に召された方々のお写真を並べてイースター召天者記念礼拝をおささげしています。4月9日(日)の礼拝はルカの福音書24.1-12から「イエスはよみがえられた」と題してメッセージです。
墓に行った女性たち
金曜日に十字架にかかられたイエス様はその日のうちにお墓に納められ、女性たちは安息日が終わった週の初めの日(日曜日)の朝早く、香料をもってお墓に向かいます。イエス様のご遺体に香料を塗るためです。当時はこのようにして葬っていました。
女性たちは当たり前のようにして、香料をもってイエス様のお墓に行きます。お墓にイエス様がおられると思っているからです。人は死をどうすることもできない。それがこの女性たち、そして私たちが体験的に知っていることです。女性たちは十字架刑に処せられたイエス様に何の希望も期待もなくお墓に向かいます。
よみがえられたイエス様
しかしこのイースターの朝、驚くべきことが起こります。十字架を見、お墓に入れられたのも見た女性たちに、天使たちが現われ、イエス様が復活されたことを告げます。
イエス様が復活されたということは、死の力に、神の力が打ち勝ったことの究極のシンボルです。そしてその力はイエス様だけではなく、私たちにも与えられており、私たちも復活する望みをいただいているのです。
伝えた女性たち
天使の言葉を聞き、女性たちは①イエス様のことばを思い出し、②自分が見た出来事を弟子たちに伝えました。初めは弟子たちにもたわごとのように思われました。弟子たちも死の力を受け入れていたからです。しかし、神は事実、キリストをよみがえらせたのです。
私たちはそれでもやっぱり死の力を信じるでしょうか。それとも女性たちに起こったことを信じますか。教会は2000年間キリストの復活を叫んでいます。